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満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】

第41章 初夜の譜面※《宇髄天元》



脳天に突き抜けるような快感に耐え、ズズ…と波奈のなかから自身を引っこ抜くと、大量に出た精液がゴムの先端に溜まっていた。
鮮やかな赤い色も見えて、これが波奈の中から出血したものだとすぐにわかり、小さな罪悪感を覚えた。

元、とはいえ教師で一回りも年上で、波奈は教え子で、
一線を超えてしまったと深く考え込んでしまう。

ああ、でも、こんなに早くただするのは初めてだわ。

今までは自分は遅漏のほうだと思っていたが、ヤる相手によるのだろうか、本命というやつは恐ろしいな。
違う体制もあわよくばしたかったが、今後に期待して。

そう思うと全く萎えることない自分自身に笑ってしまうが、
波奈は恥ずかしそうにこちらを見ている。


「平気か?血が出てるっぽいけど…」
「えっ…?ほんとですか…」

シーツには少量だが赤い血が付着している。
血だけではなくいろんな体液やローションで染みを使ってはいたが。

「あ…汚しちゃって、ごめんなさい」
「いいって。大丈夫」

そのまま波奈を後ろ向きに抱え込んで横になる。
波奈の後頭部に顔を寄せると、同じシャンプーの香りがしてクラクラした。
まだ顔が熱く耳が赤い波奈の手を握った。

「あ、あの…宇髄さん…」
「なに」
「あの、わたし…ちゃんと、できてましたか?
その、ちゃんと、…気持ち、良かったですか…?
初めてなんでわかんなくて…、
でも宇髄さん、すっごく優しくて、は、恥ずかしかったですけど、
わたしばっかり気持ち良くて…、
初めてなのに、すぐまた宇髄さんと、また、したいで…」
「ちょっと待て」
「ふえ、?」

ほんとお前は。そういうとこだぞ。

カア、と熱くなる顔を柄にも無く隠した。
どうしてくれんだよ。
今日はもうこれ以上は手を出さず、身体を労るつもりだったのに。


ーーーこいつといると、いつも譜面はぐちゃぐちゃだ。





ーENDー


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