満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】
第41章 初夜の譜面※《宇髄天元》
「…きっついな。もうちょい力抜けるか」
ググ…っと固くて熱いものが入ってきて、メリメリと裂けるような痛さを感じて力なんて抜けそうになかった。
ブンブンと顔を横に振って、宇髄さんの腕にしがみつく。
ギリギリと爪を立てて掴んでしまう。
「…波奈、…やめるか?」
またブンブンと顔を横に振った。痛いのなんて覚悟していたし、我慢できる。涙目でそう訴えると、宇髄さんはため息を小さくついて、多分少しだけ入っていたのを引っこ抜いた。
それからベッドサイドの引き出しから何かを取り出す。
「…それ、…?」
「…充分濡れてるだろうが、使ってもいいか」
ビンの蓋を開けて、トプトプと手のひらに注がれている。
「ひゃっ…っ!」
それからそれを満遍なくソコに塗りたくられた。
ローションだとわかったときには冷たさに驚いて腰を引くが、それにより充分濡れたそこで、またグチュグチュと陰核を刺激された。
「んあっ…っ、んんっ…」
「そう、力抜いとけ…」
ローションを宇髄さんの勃ち上がる陰茎にもどっぷりと塗りたくられて、また足を開脚させられた。
ズズ…っと太く硬いものが波奈のなかへと窮屈そうに入っていく。先ほどよりも滑りが良くぬるぬると進んでいく。
「い、っ…っ」
「はっ…いたいなあ。初めは。
上手。えらいな」
「はう、っ…」
髪を撫でられ耳元で優しく囁かれた。
優しい。かっこいい。キュンと胸が締め付けられて口をパクパクとしてしまう。
「…好きだよ、波奈」
「あっ…あ、…んん、」
ズドン、と奥まで入り込んだ。
は、と息を吐いて、宇髄さんは小さく笑う。
「…動いていいか」
こくこくと必死に頷くと、ゆっくりと宇髄さんの腰が動いた。
ローションも手伝って、ぬちゅ、ぬちゅと水音が動くたびに結合部から聞こえる。
「…あーーー…、やば、…すぐイきそう」
独り言のようにそう呟いて、腰の動きを止めた。
波奈はよくわからずに宇髄さんを見上げる。