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満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】

第39章 Trick but Treat※《宇髄天元》



そんな中途半端で辞めないで。
そんなはしたないことは言えるはずもなく、波奈は恨めしく宇髄さんを見つめる。

「こっち、きて」
「あ、っ…」

宇髄さんに腕を引っ張られて起こされた。
ベットの壁にもたれかかる宇髄さんの足の間に、よいしょと誘導される。
下着以外は身に付けていない宇髄さんの身体と顔は、近すぎて慌てて目を逸らした。

「…触って」
「?!えっ、…」
「だめか」

大きな手に手を握られて、自分の手が宇髄さんの下半身の上に重ねられた。手のひらに、熱く硬い物体が触れ、波奈は思わず声をあげてしまった。
もう宇髄さんのソレは、下着の上からでもわかるぐらいには勃ち上がって興奮していた。

「だ、だめ、じゃないです!」
「ふは、声でか」

赤いルビー色の目は、ギラリと情欲を纏っている。
波奈は震える手で、ボクサータイプの下着に手をかけた。
ごくり。息を呑んでその物体に釘付けになる。
規定外に大きいソレは、もうギンと上を向いて苦しそうだった。








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