第37章 血鬼術を解いてよ宇髄さん2※

波奈の陰核を舐め吸い上げながら、空いた手で波奈の乳房をまた触ってやると、がくがくと足は震え出した。

「あ、も…っ、またっ、うずいしゃ…っ
ふ、あアっ…！！」

2回目の絶頂を迎え、くたんと身体が弛緩し、ときおりびくびくの痙攣している。
縋るように腕を持つ波奈の手は力が入ってないようだ。

泣いて意識が飛びそうなくらいまで前戯を施したところで、ようやく挿入しようかとベルトを緩める。
もう自身のソレは興奮しきって可哀想なほどだった。


「力抜いとけよ…ってもう抜いてるか」

「…っ、ふあぁ…っ」

「…きっつい…」

「んんっ…っ！」

ぽたりと汗が額から流れる。快感でぶるりと震えてしまう。
キツイながらもぐっと奥へと進んでいくと、波奈はまた腕に縋り付く。
うねうねと絡みつく内壁が、奥へ奥へと誘ってくる。
そのままゆっくり奥まで挿入しきると、キュゥと締め付ける内側で気持ちが良い。
は…、と快感を逃すように息を吐いた。
1回目よりもスムーズな挿入に、頑張ったなと褒めてやる。
髪を解く様に撫でてやると、ふと力が抜けてふにゃりと笑う波奈が可愛かった。可愛くて堪らない。

「…動いて良いか」

「んっ、は、はい…っ動いてください…っ」

小さい声で必死によろしくお願いしますとご丁寧に言われる。
そうだこれはこの子の血鬼術を説くためである。
精を放てさえすれば、それで終わるのだ。
公私混同も甚だしいな。
それでもこの子を縋り付かせて泣かせたい。
悪い大人に捕まってしまったか。