満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】
第35章 初夜のあとのお薬※《宇髄天元》
返答に困って固まっていると、宇髄の手はするりと波奈の足のうち太ももを持ち、ぐいっと外側に押さえつける。
寝間着の着物は簡単に捲れてしまう。
「えっ…あ、あの?!、う、うずいさん…?」
「…そりゃああれだけのもん受け入れて平気なわけねぇわな」
そう言って宇髄は足で波奈の足を押さえつけて、薬の蓋を開けた。それを見てバタバタと足を抵抗さすのに、片方の手だけで抑えつけるなんて。
「塗ってやる。大人しく股開け」
「やっ…!じ、自分でっ…!塗れますからっ…!」
「どうだか」
そんな。宇髄は波奈の足の付け根の方に手を滑らせていくのを感じ、どうしようもなく顔が熱ってくる。
クリーム状の薬を指で掬い、それを手のひらで温めて、ゆっくりと波奈のソコに塗られる。
びくん!と反応してしまう波奈は、ますます恥ずかしくてバタバタと抵抗した。
「やだあ…っ宇髄さん…っ」
宇髄の熱っぽい視線が、波奈の恥ずかしいところに注がれ、波奈はじわりと涙で視界が揺れる。
宇髄はそんな波奈はお構いなしで、薬をゆっくりと丁寧に、入り口付近を行き来して塗っている。
痛いところを的確に塗っている。赤く腫れているのだろうか。
宇髄は薬をつけたまま、指を一本入り込み、ゆっくりと動かす。
波奈は不本意にピクピクと動いてしまう下半身で、もう顔は真っ赤だ。
こんなの、まるで、昨日の行為みたいだ。
「…っんぁっ…っ」
甘い声が小さく漏れ出て、慌てて手で口を押さえつける。
宇髄は波奈の中に入れたまま、クイっと指を曲げて波奈のお腹の方へと刺激する。
敏感なところに当たったのか、波奈は声を漏らしてしまった。
カアア、とさらに顔を赤くさせたのを、宇髄は見下ろす。
それからハア…とため息を一つついた。