満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】
第34章 くらし、始まる※《宇髄天元》
「…っぅう…っ」
「ここ、気持ちいいか」
「あっ、あ、っやあ…っ!!、」
皮を捲るように開いて、
突起をクルクルと描くように触れられ、足がガクガクと震えてくる。
「かわいいな、ここも育て甲斐があるなあ」
指の腹で溢れてくる愛液を突起に擦り付け滑りやすくした上で、そこばかりを執拗に触れられる。
勝手に漏れる声をどうにか止めようと、必死で口元を押さえた。
それをよく思わないのか、宇髄は右手で波奈の両手首をひとまとめに取り、口元を離された。
声を我慢すんな、と。
両手首を抑えたまま、宇髄は波奈の股の間に顔をうずめた。
「…へ?!、や、…っ!」
波奈のソコを舌でつつかれ、大慌てでバタバタと足を動かしてみるが、宇髄の体格を前にどうすることもできない。
恥ずかしくて頭が沸騰しそうだ。
こんなことを、されるなんて。
舌を這われ生暖かい感触が波奈を襲って、快感でおかしくなりそうだった。
「…ひ、…っあ、…っ、うず、さあん…っ」
涙声で宇髄の頭に向かって縋るが、宇髄は一向に辞める気配はない。むしろ波奈がひんひんと泣くたびに、さらにじゅるじゅると舌で舐められ吸われる始末である。
足の先がガクガクと震え、足の指をギュウ、と丸めて、快感の波が波奈を襲う。
「ん、あっ、うじゅ、さ、…っ、も、やめ、やめてくださ…っ、
あ、あっ、ーーーーっ!♡♡」
必死に辞めてと縋ってもだめだった。
波奈は宇髄の舌であっさりと絶頂し、身体がビクビクと痙攣する。
快楽の波に溺れ、波奈ははあはあと必死に息を継いだ。
身体が弛緩し、へなへなと力が抜けたのをいいことに、
宇髄はまた指を滑らして、愛液が垂れている入り口にゆっくりと指を侵入させた。
くちゅ、という水音が、そこが濡れに濡れていることを物語る。
「…っい…っっ、」
圧迫感とキツさに、思わず声が漏れる。
宇髄は波奈の反応をみてふと動きをやめ、またゆっくりと中へと侵入させていく。
「息しとけ」
そう助言を受けてコクコクと頷くと、いい子、と愛おしそうに唇を首筋に這われた。
宇髄は、始終に優しかった。
そう優しくゆっくり事を進められると、波奈は多少の痛みも我慢したくなってしまうのだ。