満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】
第33章 媚薬50本飲まないと出れない部屋※《宇髄天元》
「ーーーっ、」
くぷくぷと音をたたせながら擦り付けながら、ビュッと勢いよくまた白濁液の子種を吐き出した。
ぐっぐっと腰を使い、大量の精液を出す。
欲望の液は波奈のお腹のほうへ吐き出され、それが流れ出してうち太ももを濡らした。
はぁはぁと呼吸を整えて、ズル…と力を抜いて波奈の足を解放してやる。
波奈はもう真っ赤な顔で居た堪れずに黙っている。
「…わりぃな。汚しちまった」
付け根の方へとトロトロと伝っていく精液を、宇髄は手ぬぐいで拭おうと手をかける。
「えっ、あ!だ、大丈夫です…っ自分でーーー」
「いいから」
「でも、あのっ…!」
暴れる波奈を制して、また足を開かせて、尻からうち太ももにかけて拭いとる。波奈は諦めたのか真っ赤な顔で、事が終わるのをじっと耐えていた。
手ぬぐいで拭き終わり、波奈のスカートを戻してやると、波奈はまたお礼を言った。
宇髄も自身の隊服を整え、ベルトに手をかけた。
青臭い匂いが充満していて、それになんとも気まずい空気が流れる。
「…もう、大丈夫ですか…?」
「たぶんな。まあまだ出そうと思えば出せるけど」
宇髄はカチャンとベルトを締めた。
波奈を見やると、不安気な様子でこちらを心配そうに見つめている。
「ふは、んな心配すんな。お前のおかげで助かったわ、ありがとな」
わしゃわしゃと頭を撫でると、波奈はようやく笑顔を見せた。良かったです、なんて心から喜んでいる様子で、またもや心臓をギュンと鷲掴みにされた。
「ーーー湯浴み、行くか」
照れ隠しにそう言って誘うと、波奈は はい、といらえた。