満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】
第27章 乾杯の夜の秘密※【宇髄天元】
波奈の腰を持ち上げるようにして、くるりと身体を反転させる。
「…っうず、さん、うしろ、から…?っ」
「いや?」
「やじゃないっ…」
「へえ」
後ろを振り向き俺の顔を見ながら、期待するような目で見つめてくる。
「こないだ嫌だって言ってたけどなあ?波奈」
「ち、ちが…っ…」
「本当はどういう風にして欲しいか、教えてくんねえ?」
波奈に意地悪くそう言うと、波奈は少し動揺する。
「あの、…えと…」
「ん?なに」
「……ね、バック…」
とろんとした瞳で、頬を染めて小さな声で言った。
酩酊状態であっても羞恥さがあるのだろうか。
「ふーん?波奈は寝バックが好きな」
「うん、す、すき、っ!」
いつもは逃げるようにする腰を無理矢理に押さえ込んで挿入するが、嫌ではなかったようだ。むしろ好んでいたのか。
そう思うと一層愛おしく、波奈が先ほど好きだと告白した体制をさせて、ずずっ…と自身をねじ込んでいく。
「…ぁあっ…っ♡♡♡」
「んな締め付けんな、ちぎれるだろーが!」
ぐ、っと力を入れて昂るのを我慢する。
波奈の内壁がヌルヌルと愛液で潤い、ぎゅーっと絡みつくように締まるのが堪らない。
思わず波奈の腰を持ち、より奥へ挿入して律動する。
こつ、と波奈の奥に届いた瞬間、波奈は甘く切なく、声にならない声で喘いだ。
「ふ、…っん、ぁああっ…っ、おく、おく、やら…っ!」
「…やだ、じゃねーだろ、辞めるぞ!」
「や、やめないでっ、やだじゃないっ…っあ、あっ、♡もっとお、…っうずいさあん…っ♡」
縋るようにシーツを掴む波奈の手を取る。
波奈は俺の手をぎゅっと絡ませた。
後ろから波奈に覆い被さり、波奈がして欲しい後背位で、グリグリと波奈の弱きところを刺激する。