満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】
第26章 寝不足の彼女※ 【宇髄天元】
溢れ出てきては止まらない愛おしさを、必死に飲み込んだ。
あんな可愛いお願いをされてしまっては、
もう波奈を気遣う余裕は、多くはない。
かけらほどの理性を集めて、波奈の身体をほぐすように蕩けさしていく。
あぁ、今日も多分寝かせてやれないだろう。
悪い大人だ。
我慢していた3年分のツケはいつぞや終わるのだろうか。
波奈の寝不足はまだまだ続きそうだ。
明日は俺が早起きして、朝食を作ろうか。
身体中ピンク色に充血させて、涙を溜め蕩けるような目をした彼女を愛おしく見つめながら、俺はそう決意した。
終わり⭐︎