満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】
第26章 寝不足の彼女※ 【宇髄天元】
「首も赤くなっちゃって、かーわい」
「…っ!」
ハア、と耳元でわざと息を吐くように囁かれて、ガクンと力が抜けそうになるのを必死で耐えた。
それから宇髄さんは、抱きしめていた手を離して、波奈のお腹らへんをさわさわといやらしく撫でる。
それから藤色のエプロンの後ろのリボンを、しゅるっと簡単に解いた。
「えっ!?う、うずいさん…っ?」
訳もわからずエプロンを脱がしにかかる宇髄さんに動揺して小さく暴れるが、後ろから覆い被さる彼はその手を辞めようとはしない。
「…っ!ちょ、うずいさんっ!あ、当たってますって!」
「当ててんだよばか」
宇髄さんの剛直な下半身を、ぐりぐりと波奈のお尻らへんに擦り付けてくる。
いつもそれで与えられる甘い快感を瞬時に思い出してしまい、波奈のお腹の奥が締め付けるようにキュンとしてしまった。
一体どこで彼のスイッチが発動したのか、宇髄さんのズボンから大きなイチモツが主張してしまっていた。
「…んっとにどーすんだこれ」
「知りませんよお…!宇髄さん、時間…っ!遅刻しちゃいますよ?!」
「わーってる!わかってるから急ぐぞ」
「え?!あ、うそ、えっ!」
⭐︎
そこからはもう早かった。波奈のスカートを捲り上げられ、下着も膝まで降ろされ、後ろから指を突っ込まれた。
「…ほんっとお前濡れやすいのな。漏らしてんのかよ」
「…っち、ちがっ、あっ、あ〜〜っ♡」
宇髄さんが手を動かすたびくちゅくちゅと水音が溢れ出る。
もう波奈のソコはびちゃびちゃに濡れてしまっていた。
「う、うじゅっ、も、やめ…っあ、あっ!♡」
宇髄さんの手首をまた掴むが、全くの無意味だった。
「ここ。手ついて」
両手を調理台へと誘導される。
それだけで次は何が起こるかわかり、キュンキュンと下半身が疼くのだ。
「ひあっ?!♡あっ……!!」
宇髄さんが波奈の腰に手を当てて、ズドンと一気に貫く。
その快感で、声はもう絶え絶えになってしまった。
「んんっ…っ…あ、っ…っ」
ばちゅぱちゅと水音と肌がぶつかる音が響く。
調理台へと置かれた両手を、宇髄さんの手が上から重ね、ぎゅっと握り締められた。それだけで好きが溢れ出てキュンと締め上げてしまう。そうすると宇髄さんもビクッと身体を震わせより一層激しく突かれた。