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満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】

第24章 彼の欲しいものは※【宇髄天元】


「あ、っ!うそ、やっ、やだあ…っ、」

やめてやめてと、縋るように宇髄さんの腕を掴むが、
宇髄さんの右手は動きを止める気配はない。

「やめてってお前…
俺にこうして欲しかったからこれでオナってたんだろーが」

宇髄さんの右手は先程の筆が握られており、その細い筆はまた波奈の中をぐちゅぐちゅと掻き回した。
宇髄さんの反対の手は波奈の右足の内腿をグッと開脚さすように押さえつけ、波奈はもう逃げられない。

そこはまだ濡れ続けていて、くちゅくちゅという音をわざと聞かすように筆を動かされて、恥ずかしさで涙がでる。

「ぅう…っ」

「恥ずかしい?」

「うん…っ」

「かわいいよ」

宇髄さんはどうやら恥ずかしがってるわたしが好きなようだ。
性交の回数を重ねるにつれ、だんだんと宇髄さんの好きなことが理解してくる。…わたしは少し困るんだけど。

「波奈、まだまだ溢れてくるな…」

「…っ?!ぇ、い、いや…っ、それいや…っ」

「ん、美味しそう」

宇髄さんの顔が足の間に割り込み、陰核に筆を撫でつけながら、同時に舌でツっと舐め取られた。
生暖かい柔らかな感触が襲い、その快感でクラクラとしてしまった。さらに恥ずかしいことをされて、涙は止まらない。

「…っう、…うじゅ…さあんっ…っあぁあ…っ」

ひぐ、と嗚咽しながら辞めて欲しくて名前を呼ぶが、
宇髄さんは長い舌で波奈の陰核をクルクルと舐め取っている。ジュル、と音を立てて。

「あ、あっ!もっ…っやだやだやだ…っぁあっ!!」

激しく舌で刺激されて、ヒクヒクとそこは痙攣して、波奈は果てた。

快感の波に揺られ、身体が痙攣するのを宇髄さんは愛おしそうに眺める。そしてそのまま、ずずっと腰を宇髄さんの膝に乗せられ、足を開かれ、波奈の中へと宇髄さんの固く大きなモノが抵抗もなく推し進められた。

「…っきっつ、」

「んあっ…!まって…っうずいさん…っ」

「動いて良い?」

「やだ、まだ、まだあっ…!」

わたしのいらえは完璧にスルーされて、律動を開始された。

「波奈…っ、ゆるせ、俺の誕生日だから」

だから許して。甘えるように身体を密着させて、快感に追いつかない波奈の髪を解かすように撫でられた。
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