満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】
第23章 おとなの…×××※【宇髄天元】
くるりとこちらを振り向かせた。
熱っぽい瞳は涙が溢れている。
改めてみるその涙に、少し苛めすぎたかと後悔してしまうが、
可愛いお前も悪いのだと思った。責任転嫁も良いところだ。
「…うず…さぁん…っ」
俺の名前を小さく呼びながらぎゅっと首に腕を巻きつかれる。
縋るようにするそれは、次の行程を急かしているようだった。
内腿に手を滑らせ、割開く。ひくつくたびにとろりと愛液が流れるそこに、昂奮の証を押しつけた。
「…んああっ…っ」
ズズ…と難なく受け入れる波奈は思わず泣き喘ぐ。
「まって、まってぇ…っ!ぁっ、あっ、!」
「…っ、待たねーよ」
奥まで挿入したあとすぐに律動を開始するが、いきなりの快感に、波奈は追い付かない。縋るように宇髄の肩に手をつくが、宇髄は律動を辞めない。
「ひぅ、っ、!…っぁ、っ…っ」
宇髄のソレをキツく締め上げる。
声にならないような声を出し、波奈は軽く絶頂する。
「ーーーっ、…ばか、勝手にイくな、っ、」
「…んっ、…っごめ、なさっ…!っ」
びく、びく、と身体を痙攣させて、波奈は宇髄が数回律動しただけでイってしまったことを小さく謝った。