満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】
第23章 おとなの…×××※【宇髄天元】
波奈の顔の横に肘をついて、手で優しく頭を撫でながらキスをする。
すぐに舌を侵入さすと、波奈は素直にそれを受け入れて、波奈の舌も俺の口のほうへぎこちなく侵入してくれた。
キスなんてベタついて気持ち悪い。そう思っていたのに、波奈と付き合ってからは自らキスを求めて、何度も何度もキスをするようになった。人によるのだ、波奈とのキスなら、いつまでもしていたい、と思う。
名残惜しくも唇を離してやり、波奈を見据えると、波奈はもう真っ赤な顔に涙目で、蕩けるようにこちらを見つめていた。
「…波奈ちゃん」
「…ん、は、い…」
返事も呂律が回っていない感じだ。
また頭を撫でてやりながら、
「…おもちゃで遊ぼっか」
と提案してみる。
「…?へ…?景品の…?今…?」
今ですか?なんで?という顔だ。
ぶふっ、と思わず笑ってしまう。
枕元に隠していたそれを、
ガチャリと持ち上げて、波奈の目の前にゆらりと見せた。
「そう、いま♡大人のおもちゃで楽しもうか」
ニコリと笑うと、波奈はとろんとしていた目が、それを見て、
「………え?!!!なんですかそれ!!!」
と目を丸くしながらガバリと起き上がった。
「大人のおもちゃ♡」
「えっ?!え?!大人のおもちゃ、って、そ、そ、そういう…っ?!」
「あ、これは知ってんだ」
意外だな、と思いながら、
ピンクのローターと、これまたピンクの卑猥な形のバイブレーションを触る。
「使ったことある??」
「な、なっ?!な、ないに決まってるじゃないですか!て、いうか!
ど、どうしよう…っ!!わたし、幹事さんに、その感想またLINEで送ってね…って、言われてっ…っ」
「知らねーよ、気持ちよかったです♡って返事でもしといてブロックしろ」
カアアっと焦るように顔が赤くなる波奈に、少しイラッとして、適当に答えると、波奈はそんなのできない、とますます涙目になってしまった。