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満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】

第21章 禁欲の果てに※【宇髄天元】


わたし素っ裸じゃん、パンツ履きたい。

布団から出てパンツとブラジャーの行方を探すけど見当たらない。
え?もしかして先生が洗濯してくれてる?
恥ずかしすぎるんだけど!先生はお母さんですか!

わたしのカバンの中に替えの着替えがあるんだけど
カバン…
はっ!昨日玄関でなんかすごいキスされたときにぽとんと落としたから玄関だ!

と気づき、布団を頭から被って、そろっとドアを開けた。
顔だけ出して先生のところへ。
先生はキッチンでジュージューお料理している。
良い匂いが鼻腔をくすぐる。

「ぅわ!お前なに?お化けかよ」

「せんせえ…」

真っ赤になって助けを求めた。先生の顔がまだみれない。

「お前のパンツ洗ってるわ。濡れてたから」

「…っ…」

カアアと真っ赤になるわたしをケラケラと笑っている。
先生意地悪すぎる。

「ん、これだろ?シャワー浴びて着替えたら朝ごはん食えそ?」

先生は私のカバンを差し出した。わたしは布団の隙間からそれを受け取り、こく、っと頷くと、先生はわたしを浴室に連れて行く。

「一緒に浴びる?」

「あ!あび…ない…」


声がものすごくかすれている。んんっと咳払いをした。
昨日声を出しすぎたせいだーーーまた顔が火照ってくる。

もう死にたそうなわたしを、先生はまたポンっと頭を撫でて、脱衣所を出た。




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