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満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】

第2章 傷を癒す※《煉獄杏寿郎》





「…痛みはもうないか?」

コクコクと波奈は必死に頷いた。

「…我慢していたのは君だけじゃない」

杏寿郎は自分の寝巻きをスルリと脱ぎ、
下帯も外した。
そして、ガバッと波奈に覆い被さり、波奈の顔のそばに手をつく。それから
波奈のソコに自身の膨れ上がった陰茎を当てがいい、ゆっくりと侵入さすと、充分に濡れぼそっているため、ジュル、と抵抗なく全て収まった。

「ああ…っ!!」

待ち望んでいた快楽により、ギュっと杏寿郎の陰茎を締め付ける。

「…っ」

すぐさま律動を開始すると

「んあ、あぁっ…!!」

あっさりと波奈は達してしまった。

「く、っ」

その締め付けで杏寿郎も達しそうになるが、
なんとかとどめた。

「ん、あ!だめ、待って、」

「すまないが待てない」

波奈は達したばかりで敏感になっているが、構わず杏寿郎は律動を激しくさす。

「ん、ふあ、あ!あ!」

ずちゅずちゅ、と音を響かせる。
杏寿郎は、波奈の細い腰を掴んで、より奥へと突いてやる。

「んん、あ、!も、また…っ!」

波奈は2度目の絶頂を迎えそうになり、その締め付けにより杏寿郎も絶頂を迎えた。


はぁ、はぁ、とお互い息継ぎをして、ぎゅ、っと抱きしめ合う。身体はお互い熱く、じんわりと胸も熱くした。

ズル、と陰茎を引き抜くと、波奈は、ビク、と反応した。

「痛くはないか?」

「ん、はい…平気です…」

顔を心配そうに覗き込む杏寿郎に、波奈はニコっと笑って答えた。

「うむ。まあ、あれだけ洪水の様に流れ出てたら、うむ。」

「うっ。それは杏寿郎さんがーーーっ!」

ぶわっとまた波奈は顔を赤くさすが、杏寿郎はハハハ!と笑い飛ばした。

「これからはもっと善処する。すまなかったな…」

「また謝る!もうその言葉は聞き飽きました」

「そうか」

「でも、もし、また傷ができたら、
また、癒してください…杏寿郎さん」

恥ずかしそうに杏寿郎の胸に顔を埋めながら、なんとも可愛いことを言った。

「っ!もちろんだ!」

杏寿郎は波奈をまたギュッと強く抱きしめた。


【完】

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