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満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】

第19章 宇髄先生とわたし –記憶と悲恋ー中編



わたしは前世でも、今世でも、宇髄先生のことに恋をした。
宇髄先生はどうなのだろうか。
前世ではあんなにわたしを愛してくれた宇髄先生である。
今世もわたしのことを好きなのだろうか…。
想いというのは、前世も今世も変わらぬものなのだろうか。


宇髄先生のことが、好きだ。
前世の記憶が戻ってから一層気持ちが際限なくなっている。
遠くで想うだけでいいやと軽く考えて、いつか終わる恋だと思っていたのに。
幾度となく繰り返してきた甘い行為を、わたしは知ってしまった。

先生も、わたしのことが好きなら良い。
身体の中の熱が冷めない。


先生に伝えたい。今も昔も好きだと。変わってないと。
忘れていたけどずっと探してたと。
宇髄先生に真っ直ぐと伝えたい。

宇髄先生は、どんな顔をして、なんて言ってくれるだろうか。
前世のように、わたしを受け入れて抱きしめてくれるだろうか。


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