満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】
第16章 理性と欲情の狭間で※【宇髄天元】
こいつ…っ覚えてないのかよ…!
宇髄はホッとしたような、残念なような、そんな複雑な気持ちに駆られる。
覚えてないのなら、もっとこいつに手を出しとけば良かっ…
って何を考えてんだ俺は…
「ーー音柱様?」
名前を呼ばれてハッとした。
「お顔が熱いようですが、大丈夫ですか…?」
「あぁ!心配ねーよ!朝飯はいらねー。帰るわ」
「えっ…でも、」
「じゃーな。お前はしっかりお日様に当たれよ」
波奈の頭をぽんっと撫で、宇髄はひらひらと波奈に手を振り、蝶屋敷を後にした。
『理性と欲情の狭間で』
おしまい♡
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いつも読んでいただきありがとうございます。
遊郭編の宇髄さんがかっこよすぎて妄想が止まらなかったです。
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