満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】
第15章 合間のいたずら※《宇髄天元》
宇髄は波奈の涙を包帯で拭ってやった。
「…あーー、まあ、久しぶりだかんね」
こういうことすんの。
と慰めるように波奈に言った。
ここ最近、柱稽古もずっと続いていることもあり、
さらには波奈も蝶屋敷を離れられず…。
やっと会えたと思ったら、なかなか2人きりにはなれない。
さらに波奈は中途半端にいたずらを仕向けられ、
波奈は内側から発せられる宇髄への熱を、上手く対処できなかった。
宇髄に中途半端に触られるたびに、
波奈の中からトロトロと流れ出す愛液に、波奈はどうすることもできず、白衣を汚さないために、下帯ーーー所謂女用の褌を身に付けていたのである。
「…っは、はしたなくてごめんなさい…っ」
波奈は神妙に宇髄に謝る。
「別にはしたなくねーよ。…あとお前自分で慰めたりしねーの?」
…自分で?慰める??
宇髄の言った意味を理解するまで一瞬時間がかかったが、
波奈はカっと顔を赤らめた。
「じ、自分で…できなくて…っ」
「ふーん、だからこんななっちゃったのね」
ほうほうと宇髄は波奈の下帯を見つめた。
その視線に、波奈はビクッと反応してしまった。
「ま、それはおいおい俺が教えてやるとして」
「…教える…?何をですか?」
「自分でここを慰めることだよ」
「えっ…」
波奈は真っ赤になって思考が追いつかない。
そんなことを考えただけで目眩がしそうだ。