• テキストサイズ

満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】

第13章 幼い恋心《宇髄天元》



「…おまえはほんっと…派手に可愛すぎるだろ…!」

13さいってお前…!ほぼガキじゃねーか…!
宇髄は13のときの波奈をぼんやりと思い出し、悶絶するように、手で顔を覆った。

「…宇髄さん…」

「うん…?」

「あの…文返してくださ」

「やだ。これはもう俺のだ」

波奈はもう顔は真っ赤だ。

「こ、これはもう、今日は燃やそうと思ったやつです!」

「あっぶねー!燃やされるとこだったわ」

「宇髄さんっ…!」

アハハハー!と笑いながら恋文をヒラヒラとさせ、波奈はそれを真っ赤な顔で追いかける。完全に遊ばれている波奈。


「俺は胡蝶に用事で来たんだ!じゃな!」

ポン!っと頭を撫でられ、ヒュン!っと姿を消した。
13歳の波奈の、宇髄への恋文を持って。


/ 776ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp