満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】
第11章 お忍びの逢瀬※《宇髄天元》
「お前も俺に会いたかっただろ?」
ん?と宇髄の端麗な整った顔で見つめられれば、波奈は心拍数が上昇し、
「それは…っ……はい、会いたかったです…」
と素直に観念してしまうのだ。
「派手に可愛いなおい!」
思わず出てしまった宇髄の声に、2人ともハッとして、
シーーとお互い人差し指を口に押し当て、クスクスと笑ってしまった。
そのまま宇髄は波奈にゆっくり口付けをした。
波奈は驚いて宇髄を見つめた。
宇髄は少し顔が上気し、気が昂っているようだ。
宇髄さん、だめです…
と言おうとしたが、
宇髄は波奈の口にまた唇を押し当て、舌をグッと侵入してきた。そのまま宇髄は、ポスンと波奈を布団へと押し倒す。
「…っ!」
ぴちゃぴちゃと唾液が混ざる音を出すように、宇髄は舌を絡めていく。波奈は極力受け入れないよう、口を離すように試みるが、宇髄は波奈の後頭部を抑えつけた。
宇髄の口付けは止まらず、波奈の口内を激しく犯した。