満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】
第1章 おかえりなさい※《煉獄杏寿郎》
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ふと目を覚ますと、杏寿郎は目を閉じて眠っていた。
達したあと気を失ってたのか、
波奈は杏寿郎との激しい情事を、ふと思い出し、1人でに赤面する。
夜に続けて2回行うのは初めてで
しかも後ろからの体制であり、
初めてづくしの経験であり、なんだか胸がひとりでに鼓動した。
寝巻きにするりと袖を通し、
杏寿郎さんを起こさないよう、静かに布団をかけた。
◯
「柱って超越した肉体と精神だから、きっと夜のほうも強いはず!」
冷たい手ぬぐいと、湯呑みに冷たい水を用意しているとき、ふと姉のそんな言葉を思い出した。
1番上の姉はしっかり者で、ハキハキとモノを言う性格だった。頼もしく、強く守ってくれる存在であった。
「絶倫だったら、波奈にお相手できるかしら?!」
「波奈にそんな言葉教えないで」
「あーん波奈が心配!」
ぎゅっとわたしの身体を抱いた。
2番目の姉は、優しく包み込んでくれるような姉でいつも甘えさせてくれた。
2人の姉は、煉獄家へ嫁ぐと知ってからは波奈のあらゆることを心配した。
ぜつリンーーとは初耳で聞いたことがなかったが、
姉に聞くと性的な持久力がずば抜けてることだとか。
あまり当時はピンとこなかったが、なるほど今日の杏寿郎はそういうことなのだろうか。
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