• テキストサイズ

夢繰り屋 凛 第七章 『前編』

第7章 二人の会話。


…うわ…やっぱり、面倒な奴…。
はよ、俺のもんにしなあかんな。

そうなった所で、見張っとかなあかんやろなぁ。

モヤモヤと考えている俺の横で、

「よっしゃ~。まだまだやるで~。」

なんや前に、がっつく気ないゆうてたけど…
がっつく気満々やな…お前。

窓の外には、綺麗な夕日が見えていた。

…明日の予定…後で
凛にメールしとかなな…。

また俺も一緒に夢に入ったろ。
んで、凛がお化けにキャーキャー
言うてんの見てからかったろ…。

可愛いんやろなぁ…。

「…浩二、顔緩んでる。
 どうせ、凛ちゃんの事考えてたんやな。」

「悪いか。お前おらんかったら、
 あのまま押し倒してたっちゅうねん。」

「う…羨まし~。」

明日は、約束の土曜日。
五歳の依頼者。遊園地のお化け屋敷。

凛の可愛い姿を見たいと思う
下心のせいで…。

…まさか、俺まであんな事に
巻き込まれる事になろうとは…。     (後編へ続く)
/ 10ページ  
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:なごんだエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白い
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp