第9章 映画デート
マイキーくんの言葉と行動に不覚にもキュンとしてしまった私。
私って年下好きだったっけ???そう思いながらマイキーくんの背中を見送れば、ドラケンくんに声をかけられた。
ドラケン「…行くか、映画の時間迫ってるし」
『あ、ごめんね?行こっか!』
ドラケンくんの言葉と共に私たちは映画館へと足を進めた。
〜 数十分後 〜
私たちは無事に映画館に到着し、上映時間前に飲み物やポップコーンを購入した。
『今日はなんと映画観るの?』
ドラケン「あー、なんか今流行りのラブコメ的なやつだな、コレ」
ドラケンくんは私の質問に映画チケットを見ながら答えてくれる。
ラブコメかぁ…久しぶりに見るなぁ、そもそもあんまり映画見にこないし目一杯楽しまなきゃ!
そんな意気込みと共に私たちはスクリーンへと入場した。
指定の席に座れば一息を着く。
『映画館で映画観るとか久しぶり』
ドラケン「あんま映画好きじゃねぇのか?」
『いや、そうゆうわけじゃないんだけど…なんとなく映画館に足を運ばないってゆうか…自宅でDVD見る方が多いかな』
ドラケン「まぁ、オレもあんま来ねぇけどよ」
『やっぱり?一緒だね。…ドラケンくんはこうゆう恋愛系の映画好きなの?』
ドラケン「普通だな」
普通なんだ…まぁ貰ったチケットって言ってたからドラケンくんが選んだわけじゃないしそうなるよね?
…ホラーとかじゃなくてちょっと安心。
そんな他愛のない話をしていれば、あっという間に映画が始まった。