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【東リべ】年の差男子に懐かれた【R18】

第9章 映画デート





マイキーくんとドラケンくんが暫く揉めていたが、結局私はドラケンくんと映画に行くことになった。


マイキー「まじで行くの?」


出かける準備をする私を見ながらマイキーくんは不満そうな声色で話しかけてくる。


『うん、せっかくだからね』


イザナ「…浮気だ」


『浮気じゃないよね!?そもそも彼氏いないから浮気じゃないですけど?』


マイキー「オレと一夜過ごしたくせに…」


『それはマイキーくんが泊めてって言ったからでしょ?……よし、準備もできたし…私は出かけるけど、2人はどうする?』


準備が終われば玄関に向かう私は、2人に向かって言葉をかける。
すると二人はすぐに立ち上がって私のあとをついてくる。


イザナ「下僕居ないんじゃ、ここに居座っても意味ねぇし、帰る」


マイキー「オレも帰る。名前に振られたから」


『いや、だから振ったとかそうゆうのじゃないよね…!?行きたい所あれば今度連れてってあげるから…そんなに拗ねないで』


私はマイキーくんの頭をそっと撫でてあげる。
すると、すぐにイザナくんの手によって私の手は振り払われた。


イザナ「気安く他の奴に触らないで」


『えぇ…?』


どうゆうことなの…これは。
他の奴に触るなってどうゆうこと???
束縛?束縛ですか???
あ!俺の弟に気安く触るなってことだね、了解。


『ごめんごめん、触るのは控えます』


その言葉にマイキーくんはイザナくんを睨みつけ、イザナくんもマイキーくんを睨んでいて今にも喧嘩が勃発しそうな雰囲気になった。


いや、なんで?睨み合うのおかしいよね???

そう思いつつ、二人を宥めながら私たちは家から出て玄関の鍵を閉めた。



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