第7章 コンビニ
中学生の言葉にキュンとするとか…アニメかよっ…!
恋愛しなさすぎて少しの言葉でもときめいてしまう私って…
若い子の言葉に弄ばれてる自分に嫌気をさしながらも、アパートに到着した。
マイキー「あー腹減った。早く食べよ」
『うん、そうしよっか』
マイキーくんが先に家の中に入り、次に私が家に入り玄関を閉めようとすれば何故か玄関の扉が閉まらない。
私は不審に思いすぐに玄関の扉に目をやれば、玄関の扉が閉まらないように手を添えたままこちらを見てくる男の子。
……さっきコンビニにいた子…だよね???
あれ、なんでいるの???ん?
ちょっと理解できない。
私が黙ったまま困惑していれば、男の子は玄関の扉をバッと開ければそのまま玄関内に入ってきて扉を閉めた。
『えっ……な、なんで…?』
強引に玄関先まで入ってきた相手に私は軽くビビる。
眼力が強いせいでめちゃくちゃホラーなんですけど…しかも夜だし…
そんなことを思いながら男の子を見れば目が合った。
?「万次郎と同棲してる?」
『…は?してるわけないでしょ…てゆうかなんで居るの?後つけてきたの?』
?「まぁ、暇だったし」
暇だからって人の後つけてくるって…ストーカー行為ですけど???
そんなこと言ったら殺られそうだから私は黙る。
?「入っていいよな?」
『…いや、なぜ???』
?「入りたいから」
『いや、そうゆう問題じゃないよね?』
自己中心的なのかなこの子は。
勝手に後をつけてきた上に、強引に玄関先まで入ってきて?
しまいに家に入りたいとか…なんなの!?
普通なら入れてあげるの?いやいやいやいや見知らぬ子だよ?さっきコンビニで会っただけで知り合いとかじゃないし…
あ、マイキーくんは知り合いらしいけど…。
私が黙り込み色々考えていれば、男の子はとんでもない事を言い出した。