第6章 救世主
えっ…なんで頬っぺにチューされた…!?
なんかすごく気恥しいんだけど…!
マイキーくんの行動に気恥ずかしくなり私は顔を逸らして少し俯いた。
するとマイキーくんは私の顔を覗いてくる。
マイキー「そんな顔してると襲うけど?」
『な、何言ってるの…やめな本当に…』
マイキー「本気だけど?てか、今日泊めて」
『はい…!?』
いきなりの泊めて発言に私は目を見開きマイキーくんを見た。
なんでそうゆう発想になった…!?
泊まるつもりで遊びに来たって事?
いやいやいや、無理でしょ…親が捜索願とか出してきたら私誘拐犯で捕まりますけど?大丈夫そう???
そんな葛藤を繰り広げていれば、マイキーくんは首を傾げながら私を見てくる。
マイキー「ねぇ、ダメ?」
……くっ、可愛い…可愛さに負けてしまいそう……
なに、そのおねだりしているような様は……
…てゆうか、帰れって言って大人しく帰るのかこの子?
絶対帰らなそう……まぁ、別に泊めても…いっか。
『一泊くらいならいいけど…私明日休みだし』
マイキー「えっ、まじ…?いいの?」
『……だって、追い返しても帰らなそうだし』
マイキー「…でもマジで嫌なら帰るけど?」
『別に嫌ではないけど…うちそんな広くないし寝るとこないけど…』
マイキー「それは平気。名前と添い寝するし」
『………添い寝…!?!?』
同じ布団で寝る気??
いや、まぁ三ツ谷くんとも添い寝紛いなことしてるけど…てゆうかマイキーくん嫌じゃないの??変わってる…この子……