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【東リべ】年の差男子に懐かれた【R18】

第6章 救世主




マイキー「どうしたの、そんな慌てて」


マイキーくんは私の様子を見ながら首を傾げた。


『えっ…あ、いや…喧嘩でもしに行ったのかなと思って…』


マイキー「喧嘩?別にそんなんじゃねぇって。ま、とりあえず一虎はもう帰らせたからさ、上がってい?」


『あ…どうぞ』


私はマイキーくんに手で家に入るように促せば、マイキーくんは嬉しそうに無邪気な笑みを浮かべながら家に上がった。

弾むように私の後ろを着いてくるマイキーくんをリビングへと招き入れた。


『なにか飲み物入れるね』


マイキー「ん」


キッチンで飲み物をグラスに注ぎながらマイキーくんを見れば、目をキラキラさせながら部屋中を見渡していた。


……いや、目をキラキラさせるほどの部屋でもないんだけど…なんて思いながらジュースの入ったコップをリビングのテーブルへと運んだ。


『はい、どうぞ』


マイキー「サンキュ。あ、これ名前にお土産」


そう言ってマイキーくんはテーブルの上に紙袋を置いた。


『ん?なにこれ?』


マイキー「名前と食べようと思って買ってきたんだ」


マイキーくんはニコッと笑いながら紙袋を開ければ、中からたい焼きを取り出した。


『あ…これ、あそこのたい焼き…だよね?』


マイキー「そ!俺らが初めて会った時に食べたたい焼き。覚えててくれたんだ?」


『そりゃあ忘れるわけないよ』


私の言葉に嬉しそうに笑うマイキーくん。

マイキーくんって可愛い顔してるよなぁ…
笑った顔はより可愛いし、肌は白いし…
学校でモテるんだろいいなぁ…いいなぁ青春…


そんなことを考えながらマイキーくんの顔を見ていれば、マイキーくんは少し恥ずかしそうに目を逸らした。


マイキー「……なんだよ、あんま見んな」


『あ、ごめんね?…せっかくだし冷めないうちにたい焼き食べよ?』


その言葉にマイキーくんは頷いて、二人で美味しくたい焼きを食べ始めた。

すると、マイキーくんは何故か私の顔をガン見してきた。




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