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【東リべ】年の差男子に懐かれた【R18】

第5章 ペヤング






?「お前、三ツ谷の女?」


なんか…デジャブ感凄いんですけど?
三ツ谷くんにはマイキーの女って言われて、今度は知らない人に三ツ谷の女って言われて………って、この子三ツ谷くんの知り合い…?


『三ツ谷くんの女ではないですけど……てかキミ三ツ谷くんの知り合い…?』


?「まぁ知り合いっちゃ知り合い」


『そう…じゃあ私帰るんで携帯返して』


三ツ谷くんの知り合いと言えど私には関係ないし?
関わらなくていいよね、そうだよね。

私は携帯を返してもらおうと手を伸ばせば、彼は携帯を持ってる手を上に挙げた。


『……は!?ちょ、何してんの…!』


?「俺今暇だからさ、もう少し話そうよ」


『嫌です。私は帰ります』


?「三ツ谷くん昨日と今朝はありがとうって何?付き合ってないのにお泊まりでもしたの?お姉さんくそビッチじゃん」


『ちがっ…!そんなんじゃないから!早く返して…!』


いくら手を伸ばしても、自分より背の高い彼に届くわけもない。

人のメール読むとか人としてどうかしてるし…人のことクソビッチって言った?言ったよね!?初対面で失礼すぎない!?

数分前ながら携帯した自分を心から恨みたい。


『人のメール勝手に読むとか!プライバシーの侵害なんだけど!!!』


?「なんで?読まれてまずい内容だった?」


私が怒る反面、相手はヘラヘラ笑っている。
その様子に私は更にイライラが増す。

なんなのコイツ…!!!本当にイライラする…私こんなにイライラすること最近なかったよ!?


『アンタねぇ…!!!』


私がキレてる中に気にせず顔色も変えない相手は、私の携帯をいじった後に携帯を簡単に返してくれた。


?「うるさいから返す」


………わからない、何この子。
何度も言うけど何この子。



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