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【東リべ】年の差男子に懐かれた【R18】

第4章 家庭的な男の子





三ツ谷「送って行くわ」


『えっ、いいよそんな…!』


三ツ谷「遅刻するぞ。ほら、早く来い」


送って行ってもらうなんて申し訳ないと躊躇っていれば、手首を捕まれ家の外へと連れていかれる。

外に来れば、この間も乗っていたであろうバイクが置いてあった。


三ツ谷「後ろ乗れよ」


三ツ谷くんはメットを私に被せれば、バイクへと跨った。
そして後ろに乗れと目線を向けて促してくる。


『あっ、えっと…ありがとう…』


バイクなんて乗ったことないし少し不安だけど…今はそんなこと構っている場合ではない。
いや、私が運転するわけじゃないからいいんだけど…!


私は言われた通りバイクの後ろに跨がれば手のやり場に困る。

こうゆう時ってどうしたらいいの…!?
手はどこに置くんですか三ツ谷くん。


……抱きついていいのか?これ…
セクハラにならない???
嫌がられたら傷つくけど!?!?!?

服掴んどけばいい?
そう思い私は三ツ谷くんの腰辺りの服を軽く掴む。
すると三ツ谷くんが私の方を振り返った。


三ツ谷「お前、そんな掴み方じゃ振り落とされるぞ」


『えっ!?でも…どうしたら…』


三ツ谷「バイク乗ったことねぇのかお前…こうすんだよ」


三ツ谷くんは私の手を掴めば自分の腰に手を回させる。

………近い近い近い…めちゃくちゃ近い…!
三ツ谷くんの体温を感じr……いや、ちょ、私変態みたいじゃん!?やめな、ほんと……


そんなことを脳内で繰り広げていれば、三ツ谷くんに一声掛けられる。


三ツ谷「じゃあ行くぞ。道案内は任せた」


そう言うと三ツ谷くんはバイクのエンジンをつけてゆっくりと走り出した。

走り出すと更なる安定感を求めて、つい三ツ谷くんを抱き締め自然と身体が密着する。


すると三ツ谷くんはピクっと身体を揺らした。


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