第4章 家庭的な男の子
ルナマナとお風呂に入る事になった私。
誰かと一緒にお風呂入るなんて子供の時以来かもしれない。
楽しそうなルナマナとお風呂に入り、学校での出来事や最近嬉しかったこと等楽しい話をしながらお風呂の時間を楽しんだ。
ん?待てよ……?お風呂に入ったはいいけど着替えなくない?
下着は辛うじて同じの付けれるけど…外着で寝るのはちょっと…
そんなことを考えながらお風呂を上がれば、ルナマナは用意してあったパジャマに着替えている。
いや、私どうする??これどうすればいい?
そんなことを考えていればタオルと一緒にTシャツが用意されていた。
『Tシャツ…?』
そんな中私達がお風呂から上がった事に気付いたのか、三ツ谷くんが居間の方から声をかけてくれる。
三ツ谷「風呂上がったか〜?名前の着替えはなかったから俺のTシャツ置いといたから着てくれ」
『えっ、あ、ありがとう三ツ谷くん!』
少し遠くから聞こえる三ツ谷くんの声に私はお礼を述べる。
なんて気が利く子なんだ…!助かった…こうゆう子のことをスパダリって言うのかな…
何とか着替えが終われば洗面所でルナマナがドライヤーを扱い始める。
『あ、ドライヤーしてあげよっか?』
ルナ「え、いいの!?」
マナ「やったー!」
『じゃあ順番ずつね!』
ルナちゃんの髪を先に乾かし、次にマナちゃんの髪を乾かす。
そして最後に自分の髪を乾かしてドライヤーを片付ければ居間へと戻った。