第22章 トラウマ
家に来たはずなのに、食べかけのケーキ食べて秒で帰るってどうゆうことなの…?
行動が奇行過ぎない?
私が怒らせたのかなんなのか…わからないせいでなんかモヤモヤする……
そんなことを考えながら飲んだり食べたりした物をキッチンへと片付けていれば、再び玄関のドアが開く音がしたかと思えば足音と共にリビングへと春ちゃんが帰ってきた。
『あれ、帰ったんじゃなかったの…?』
三途「帰るわけねぇだろ。今日は泊まる」
『……え?泊まる!?』
いきなりの言葉に私はびっくりしてしまい、少し大きめの声を出せば春ちゃんは嫌そうな顔をする。
三途「うるせえ」
『なんで急に?え?なんで?』
私は春ちゃんの泊まるとゆう行動を謎に感じながら、キッチンから春ちゃんの
近くまで行けばつい問い詰める。
すると春ちゃんは手に持っていた謎の袋をテーブルに置けば、そのままソファーへと座った。
……いや、その袋何?
コンビニの袋…だよね?
もしかして泊まるって決めたから自分のご飯でも買ってきたのかな…
そう思いながらビニール袋をじっと見ていれば、春ちゃんは私の視線に気付いた。
三途「…お前にやる」
春ちゃんは顎でビニール袋を主張し、私にくれると言う。
春ちゃんが私にお土産を買ってくるだと……?
明日は槍が降るかもしれない…なるべく出かけないようにしよう…ってゆっても仕事あるから出かけなきゃなんだけど…!
何を買ってきたんだろう……
そう思い私は春ちゃんにお礼を述べながらビニール袋に手をかけそっと中身を見た。