第18章 最低な出会い
食事が終わり、楽しい時間とはなんでこんなにあっとゆう間なのだろうか…なんて思いながら飲み物を飲んでいれば三ツ谷くんは口を開いた。
三ツ谷「この後どうする?」
『え?』
この後どうする…とは???
えっ…まだ一緒にいてくれるってこと?
解釈合ってる?どこまで優男なんだ…
いや、無理させてる…?
本当はドラケンくんのところ行きたいとか思ってたら申し訳ないな…どうしよ……
色々考えていれば、私を見ている三ツ谷くんはいきなり吹き出して笑った。
三ツ谷「ハハッ、すげー険しい顔してんの何?」
『えっ、そんなに険しい顔してた…!?』
三ツ谷「してるしてる。何考えてたんだよ」
『いや…三ツ谷くんの休日を私なんかが使ってしまっていいのかなって……三ツ谷くんだって色々やりたい事とかあるだろうし…気を使わせてるかなぁ…なんて』
その言葉に三ツ谷くんは私の頭に手を伸ばせばそのまま髪をクシャクシャにしてきた。
『ちょっ…!』
三ツ谷「そんなの気にしなくていいんだよ、ばーか。そもそも用事あるならソッコー帰るし、今日は妹達居ねぇから何もすることねぇし一人だし」
『三ツ谷くん…なんなの』
三ツ谷「は?」
『スパダリじゃん…は?まじいい子すぎんか……今すぐにでもハグしたい』
三ツ谷「…心の声がダダ漏れだぞ」
『…はっ…!?』
ヤバい、あまりにも三ツ谷くんの対応が好みすぎて心の声が漏れてしまった…!!!
引かれた?引かれたよね??
ヤバい…変態だと思われてしまう…
そんなことを考えていれば、再び後ろの席から声が聞こえてきた。