第18章 最低な出会い
三ツ谷「待たせて悪ぃ」
そう言いながら目の前の席に座る三ツ谷くん。
『あ、全然大丈夫だよ!電話大丈夫だった?』
三ツ谷「おう、平気。ドラケンに呼ばれたくらい」
『えっ、行かなくていいの?』
三ツ谷「今回は断った。今日は名前と居るって約束したからな」
三ツ谷くんの言葉の破壊力に、私は何かに撃たれたような気持ちになった。
う"っ………そんなこと言ってくれるのか……
破壊力ヤバい…生まれてから一度もそんなこと言われたことないし、まじでイケメンですね三ツ谷くん……彼女居ないのが不思議だよ本当に……
あ、いや、言わないだけでマイキーくんみたいに彼女いるかもしれないけど……!!
はぁ…でも年下にトキメクって……私はショタコンなのか…性癖へし折られてる気がする。
そんなことを考えながら黙り込んでいれば、三ツ谷くんが顔を覗き込んできた。
三ツ谷「おい、大丈夫か?」
『え?あ、うん…平気平気…!最近疲れてるのかも…はは』
三ツ谷「それ平気じゃねぇだろ…ちゃんと休める時に休めよ。無理したっていい事ねぇし、心配になるから」
『……三ツ谷くん…優しい…』
天使だ…まじで優男……
尊いってこうゆう気持ちなのかな…
やり場のないこの気持ち…!
今すぐにハグしたい。しないけど。
イケメン優男な三ツ谷くんに癒されながら、メニューから食べたいものをお互いに頼めばゆっくりとした癒しの時間を過ごした。