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【東リべ】年の差男子に懐かれた【R18】

第17章 男性への免疫





?「邪魔なんだよ」


その言葉と共に相手を締め上げる男の人。
ぼーっとした感覚で助けてくれた相手を見ていれば、目が合った気がした。


……私も締め上げられるのか…?
え、どうしよう…これは逃げるべき…?

酔った頭で私は色々と考える。


そんな中、私に絡んでた男はいきなり締め上げられたためビビって逃げて行ってしまった。

取り残された私に、助けてくれた人が近付いてくる。


助けてもらったんだけど…なんかめちゃくちゃ怖いんですけど…!!!
私もビビり散らかしながら相手と少し距離をとる。


?「助けてやったってゆうのに、そんなに避けられるとはなぁ」


『あ…ありがとうございます…?』


?「なんで疑問形なんだよ」


『す、すみません……』


?「そもそも、あんな奴と飲んでるから襲われそうになんだよ。男なんてタイプじゃなくたって女くらい抱ける生き物だし」


相手の話し声がとてもいい声で、話している最中にも関わらず眠くなってしまいその場で目を閉じる。
すると、それに気付いた相手はため息を吐いた。


?「おい、寝るな。とっとと帰りな」


『はい…ありがとうございます…帰ります……』


私はうっすら目を開けて相手に頭を下げては亀のような速度で歩き出した。


?「……………おい、それ帰るまでに何時間かかるんだよ」


呆れたような口調で話しかけてくる相手。

なん時間かかっても帰りますよ…なんて思いながらタクシーを呼ぼうと携帯を開くも眠気に勝てずにその場でプツンと意思が途切れた。


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