第17章 男性への免疫
気まずはあったものの、強面の割に結構気さくに話してくれる2人に私は少し安心した。
名前も教えてもらい、パーちんくんにぺーやんくんってゆう呼び名らしい。
なんか可愛い…。
パーちん「この辺灯りとかねぇし気をつけろよな」
『ありがとうパーちんくん…やっぱり東卍の子は優しい子が多いね』
ぺーやん「優しいのかどうかはしらねぇけどな」
マイキーくんはいい仲間を持ったなぁ…なんて思い微笑ましくなる。
すると、パーちんくんは私に向かって疑問点をぶつけてきた。
パーちん「お前って、マイキーの彼女…とか?」
『えっ?違うよ…!?』
ぺーやん「じゃあ、兄弟とか」
『それも違うけど…』
パーちん「彼女でも兄弟でもねぇ奴を集会に連れてくるってどうゆう事だ…」
ぺーやん「……わかんねぇ!」
そんなこと気になるのか、この子達は…。
てゆうか、私こそなんで集会に連れていかれたのか全く理由がわからないんだよね……同じ気持ちだよ、パーちんくんにぺーやんくん…
『私もなんで集会に連れていかれたのか分からないんだよね…』
パーちん「本人もわかんねぇんじゃオレたちにはわかんねぇな」
ぺーやん「おれもわかんねぇ」
多分もう周回には行くことないから気にしなくていいとは思うけどね…
そんなことを思っていれば、パーちんくんは帰る方角に親指を向けては口を開いた。
パーちん「ま、とりあえずまた変なのに絡まれたら大変だから近くまで送ってく。マイキーの知り合いだしよ」
『えっ、いいの?なんかごめんね…迷惑かけちゃって…』
ぺーやん「気にすんな、パーちんが言ってんだしよ」
『ありがとう、二人とも』
最初は強面でビビり散らかしたけど、話してみると優しい子達だった…東卍しか勝たんな…本当に。
………三途くんはちょっと危ないけど。
そんなことを考えながら、二人に送ってもらい我が家へと私は帰った。