第17章 男性への免疫
マイキー「なんか…反応が初々しいってゆうか。男慣れしてない反応してるから」
『………そんなことはないけど』
マイキー「いや、絶対男慣れしてないって。彼氏いたことねぇの?」
ぐ………なんでだろう、マイキーくんの言葉が胸にグサグサ突き刺さる!!!!!
そんなに私あたふたしてるか…?
自分では全く自覚してなかったけど……まぁ、確かにそんなに男慣れしてるほど男の人と関わったことは無いけど……でも彼氏くらいはいた事あるし…!
『彼氏はいた事あるし…!結構前だけど…』
マイキー「ふーん…」
私の言葉に面白くなさそうに目を細めるマイキーくん。
なんでそんなに面白くなさげなの…
マイキーくんから聞いてきたんだよね?
あれ、私から言ったんだっけ?
その顔やめてください。
地味に胸が痛くなる…!
『ご、ごめんね…変な話して…』
なんで私が謝ってる???は???
心の中でそんなこと思いながらも、苦笑いを浮かべたままマイキーくんを見る。
すると、マイキーくんは私の頬に手を添えてじーっと顔を見てくる。
『………えっ…と』
マイキー「これから先も男慣れしないで。今のままでいて」
『………う、ん???』
あまりにも真剣な顔をしてそんなこと言ってくるもんだから、つい"うん"なんて言ってしまった。
何を思ってそんなこと言ったんだろう…なんて考えるも検討つかないのですぐに考えるのを止めた。