第17章 男性への免疫
マイキー「…襲いたくなるんだけど」
『…えっ?』
マイキーくんの言葉に私はフリーズする。
すると、マイキーくんは私の太ももに手を滑らせてはそのまま撫でてきた。
マイキー「ズボンくらい履いたら?」
『い、いつもは履いてるんだけど…!』
いやいやいや、待って…なんで私ズボン履いてない?
待って、本当に記憶が無い…お酒でも飲んだ?
そもそも朝から中学生に襲われそうになってる私って…!!!
『あ、あの、マイキーくん…』
マイキーくんの行動に困惑しつつ、なんだか恥ずかしくなればマイキーくんから目を離す。
すると、マイキーくんはわざと顔を覗き込んでくる。
マイキー「ん?なーに?なんか顔赤いけど?」
『赤くないし…ほら、学校遅れるから早く離れて…』
私はマイキーくんの腕をポンポンと優しく叩けば離れてと促す。
するとマイキーくんは残念そうに口を尖らせて私から離れすぐ隣に座った。
案外あっさり離れてくれるんだと感心しつつマイキーくんを見ていれば、マイキーくんはとんでもないことを口にした。
マイキー「名前ってさ」
『ん?』
マイキー「処女?」
『…………………………………なんて……?』
私はマイキーくんの言葉にフリーズするも、きっと聞き間違いだろうと思い私はもう一度マイキーくんに聞き返した。