第17章 男性への免疫
〜 マイキーside 〜
マイキー「名前起きてっかなぁ…」
オレは早朝から名前の家に向かってる。
昨日はなんだかんだ邪魔されたから今日こそは名前との時間を沢山作らねぇと…
名前の家に着けば、インターフォンを鳴らす。
しばらく玄関前で待つものの、名前が出てくる気配は全くない。
寝てんのか?
そう思い、何となくドアノブに手をやり引いてみればすんなり玄関が開いて驚く。
マイキー「空いてんじゃん…」
玄関が空いてることに不審に思うものの、オレは名前の家の中へと足を踏み入れた。
中は静かで人気もなくどうゆう状況なんだと思いながら名前の寝室まで来ればそっとベッドを覗いた。
すると、すやすやと寝息を立てながら眠っている名前の姿があった。
マイキー「鍵開けっぱなしで寝るなよ………は?」
玄関開けてなんで寝てるんだよと思いつつ名前のベッドに腰をかけて寝ている名前を見ていればふとある事に気がついた。
名前が身につけていたのはオレのスウェットだった。
その状況にオレはフリーズしてしまう。
…なんでオレの服着てんの。
えっ…マジ?可愛すぎんだけど…
口に手を当て一人悶絶していれば、寝返りをうった名前が目を覚ました。