第3章 近所迷惑
部屋に戻りのんびりしていれば、早速知らない番号から電話がかかってきた。
『絶対にマイキーくんだ…』
本当にすぐかけてきたな…なんて思いながら私は電話に出る。
『もしもし』
マイキー「あっ…俺だけど」
『マイキーくん本当にかけてきたんだね』
マイキー「迷惑だった?」
『全然。無事に家帰れた?』
マイキー「まぁね。さっきはダチ居たからあんまり言えなかったけどさ…」
『ん?なに…?』
マイキー「その…パジャマ姿の名前可愛かったな〜って…。すっぴんでもかわいい」
『…えっ!?な、なに言って…』
いきなりの褒め言葉に顔がかぁっと熱くなるのがわかる。
年下にかわいいって言われてキュンとする私って…ショタコンなのかもしれない…なんて思ってしまう。
マイキー「なに?…照れてんの?」
『て、照れてなんか…てゆうか、年上をからかうんじゃないのっ…』
マイキー「からかってないし本心。………名前はさ、彼氏とかいんの?」
『どうしたの急に…』
マイキー「なんとなく…?ダチの事は色々知りてーじゃん」
『そうゆうもん?彼氏はいないよ、ずっと』
マイキー「へぇ…そっか。教えてくれてありがとな。また近い内名前んち行くから」
『いや、来なくていいって…!』
マイキー「ケチ。んじゃ、また連絡する。おやすみ名前」
『うん、おやすみなさい』
他愛のない話を数分すれば私たちは電話を切った。
誰かと電話するなんて何年ぶりだろう…
上京してきてから友達とも距離離れちゃったし…こうゆうの久しぶりで嬉しかったかも。
私は幸せ気分に浸りながら眠りへとついた。