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【東リべ】年の差男子に懐かれた【R18】

第16章 会いたくない人





『ちょっと出てくるね』


こんな時間に誰だろうと思い、私はイザナくん達に一声かければ玄関へと向かった。


そして玄関を開ければそこにはマイキーくんが立っていた。


『ま、マイキーくっ…ちょ!どうした!?』


呼びかけようとするも、いきなりマイキーくんが抱きついてきて私は驚いた。
抱きついたまま私の首に顔をつけて密着したままスーッと息を吸ってくる。


マイキー「はぁ……まじ癒される……」


『いや、私猫じゃないんだけど?そんなに吸われても……』


マイキー「一日一回名前を吸わないと無理」


おかしなことを言い出すマイキーくんに苦笑いを浮かべていれば、マイキーくんは玄関にある靴を見れば目付きが変わった。


マイキー「…誰かいる?」


『へ?あ、ちょっと…お友達来てて…』


マイキー「男の靴だよね?」


『実はイザナくんとそのお友達が来てて…』


マイキー「ふーん……もっと早く来ればよかった。オレも入っていい?」


『えっ、いいけど…めちゃくちゃ狭いよ?』


マイキー「名前とくっついてるからいい」


甘えんぼマイキーくん…
今日は一段と甘えたさんだなぁ…なんて思いながらマイキーくんを部屋に招き入れる。


マイキーくんとリビングへと戻れば、すぐに四人の目線がこちらに向く。


イザナ「誰だった…って、なんだマイキーか」


鶴蝶「イザナの犬…顔広すぎかよ」


『待って?私犬じゃないからね?』


すると蘭ちゃんはいきなりとんでもないことを言い出した。


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