第3章 What's Happening⁉︎
ベッドに入ってからどれくらいの時間が経ったのだろう…
眠れない
動悸が激しくて、身体も熱い…
じわ…とした不快感が襲う
私はそっと下着に手を伸ばした
「ぁっ…」
薄い生地越しから指で触れたそこは滑りを帯びていて、少し触れただけでも敏感に反応してしまった
「はぁ…ん、ぁ…」
なにこれ、止まらない…
どうしよう…
下着の隙間から指を差し入れると、ゆっくりと埋めていく…
「あぁーー、はぅっ…ン」
自分の指がこんなにも気持ち良いなんておかしすぎる…
おかしい原因は…
絶対にあの錠剤だ…
目を閉じて夢中になってる時だった
「自分でするの、そんなに気持ちイイ?」
「…はっ」
バッと布団を捲られると蘭さんと…竜胆さんが立っていた。
最悪だ、
はだけたバスローブの隙間へと、私の手は埋まったままだ
サイドテーブルに乗った照明を点ける蘭さんはしゃがみ込むと私の片脚を持ち上げた
やだ…
恥ずかしさのあまり指を抜こうとすると蘭さんに手を掴まれる…
「そのまま続けて」
「あぁっ‼︎…はぁっ、はぁっ」
蘭さんは私の手を奥に押し込むと、指が奥まで入り込みイってしまった…
相変わらず手は掴まれたまま離してくれない
「ら、ん、さん…はずかし…ぃ」
「オマエの恥ずかしい姿もっと見せて、ほら、竜胆にも」
「エッロイ女…」
竜胆さんに煽られ、キュッと自分の指を締め付けてしまう
さっきイったばかりなのに、全然満足できない。
「や…」
潤んだ瞳で蘭さんを見つめると蘭さんの顔が近付いてくる
自分からキスをした
蘭さんの頬に手を添えて…
それに応えるように唇を吸われると自ら舌を差し込み蘭さんの舌と絡め合う
ちゅ…くちゅ…
いやらしい音が鼓膜を刺激していく
「ん…ふ…」
貪り合うような、深く求め合う唇も舌も口内が、全部気持ちいい
掴まれた手は前後に動かされ、私の細い指だけじゃ足りなくなっていた
ギシ…と、ベッドのスプリングが音を立てる
はだけた胸元から手を差し込まれ、竜胸さんの掌は私の胸を鷲づかみにしていた
ゆるゆると、感触を楽しむように触れられていく
ちゅ、と音を立てて唇が離れる
「…竜胆も楽しもうなー」
「あぁ…ーーっ…はぁっん…」
竜胆さんに乳首をじゅっと吸い上げられ、背筋が逸れる