第22章 学パロ　〜逆ハー？ver〜 五天鞘

クグラ「涼子！もし声かけてくる男が居たらお兄ちゃんに言うんだからな！？」
「…隣の席の革君とお話ししたらそれも言わなきゃダメ？？」
クグラ「当たり前だ！何を話したかちゃんとお兄ちゃんに言うんだぞ？」
「ん〜…分かったぁ！お兄ちゃんもちゃんと授業受けなきゃダメだよ？この前サボって涼子の体育の授業見てたでしょ？」
クグラ「ゔっ…何故それを…。」
カンナギ「そりゃ、あんな近くで見てたらバレるだろうよ。」
「お兄ちゃん、ちゃんと授業受けるってお約束してくれる？」
クグラ「…じゃぁ昼休みお兄ちゃんと弁当一緒に食べてくれるか？」
「いいよ！先輩達も一緒に食べるんでしょ？」
ヤタカ「それは勿論！」
ヨルナミ「私達もご一緒させていただきます。」
クグラ「えっ！？お前らはいいよ！兄妹水入らずのところに割り込むな！」
「…みんなで食べた方が美味しいよ？」
クグラ「ゔっ…分かったよ。みんなで食べような。」
「うん！じゃぁ先輩達、またお昼休みに！」
そう言って涼子は教室に入って行った。

革「涼子、おはよう！」
コトハ「おはよう！」
「革君にコトハちゃん、おはよう！」
コトハ「今日もお兄さん達に送ってもらったの？」
「うん。一人で大丈夫って言ってるんだけどね。」
革「クグラ先輩は涼子が可愛くて仕方ないんだよな！」
「でも過保護で困っちゃうよ…。家でもトイレ以外一人で居られないんだよ？」
コトハ「え？でも自分の部屋あるよね？？」
「あるけど…寝る時、クグラお兄ちゃんもエトお兄ちゃんも涼子の部屋で寝るからあまり自分の部屋って感じしないんだ。」
革「凄く兄妹仲がいいんじゃん！」
「自分の部屋あるなら高校生にもなって兄妹みんなで寝るとか普通しないよね？？」
革「まぁ、そうだね…。俺にも妹居るけど一緒に寝てたのなんて小学校低学年までだったかなぁ…。」
コトハ「私は一人っ子だけど…自分の部屋が無いとか大家族とかじゃないならわざわざ一緒に寝ないかなぁと思う。」
「やっぱそうだよね〜！」