第36章 学パロ　〜逆ハー？ver〜ミクサとお出かけ

話していてうっかり涼子を見失ってしまった。
カンナギ「あ？涼子がどうしたんだよ？」
クグラ「涼子が男とデートしてんだよ！」
ヤタカ「は！？なんだって！？」
アカチ「どこのどいつだ！？」
クグラ「知らねぇ…でもだいぶ親しそうにしてた。」
ヨルナミ「…内緒でずっと付き合ってたんですかね…。」
カンナギ「マジかよ…。」
もちろん全員ショックを受けた。
クグラ「だからお前らと話してる時間はない！」
そう言うとクグラは涼子が行った方へ走る。
ヤタカ「僕達も行こう。」
他の四人もクグラの後を着いて行った。

その頃涼子とミクサは雑貨屋に来ていた。
「ミクサちゃん！これ凄く可愛いよ？？」
ミクサ「本当だ。でも…似たようなの持ってたような…。」
「あぁ、そうか。ラミちゃんこういうの好きだから持ってる可能性高いよね。」
二人でラミの誕生日プレゼントを選んでたのである。コトハも一緒に来る予定だったのだが急な用事で二人になってしまったのである。
ミクサ「悩むよなぁ…本人に聞くのが一番なんだろうけど。」
「せっかくだから驚かせたいもんね！」
クグラ「涼子ー！！」
「ん？？なんかクグラお兄ちゃんの声が…」
クグラ「涼子！何をやってるんだ！」
「あっ…本当にお兄ちゃんだ。」
クグラ「お兄ちゃんだ。じゃない！いったいなにやってんだよ！」
「見れば分かるでしょ？買い物だよ？」
カンナギ「男と一緒にか？？」
「あっ…先輩達も…。」
ヤタカ「まさか君に恋人が居たなんてな。」
ヨルナミ「私はかなりショックでした…。」
アカチ「いつから付き合ってたんだ？」
「え？？男の子って？？恋人？？誰と誰がですか？？」
クグラ「そこに居る奴だ！！」
クグラはミクサを指さした。
ミクサ「えっ！？俺！？」
カンナギ「お前以外に誰がいるんだよ！」
「お兄ちゃん達…ミクサちゃんは女の子だよ？？」
クグラ「…ん？ミクサちゃん？？」
「中学から一緒の同級生だよ！前にコトハちゃんとラミちゃんも一緒に家に遊び来たことあったじゃない！」
クグラ「え？？でも、自分のこと俺って…。」
ミクサ「あぁ…一人称は俺だけど…女なんです。」