第23章 学パロ 〜逆ハー?ver〜ヨルナミ
「え!?いいんですか??」
ヨルナミ「えぇ、それなら私も2種類の味が楽しめますから。」
「じゃぁそうします!」
注文したケーキが来ると涼子はケーキを一口分フォークに取る。
「はい、あ〜んして?」
ヨルナミ「えっ……」
「…あっ、ごめんなさい。クグラお兄ちゃんにいつもやってるから…。」
ヨルナミ「…クグラはいつも涼子さんに食べさせてもらってるのですか?」
「そうなんですよ〜。いつも一口目食べる時と苦手な野菜食べる時には必ず!流石に皆さんとお弁当食べる時はやってくれって言わなかったけど。」
ヨルナミ「…クグラは子供みたいですね。」
「私よりお兄ちゃんのはずなんですけどね。」
ヨルナミ「…涼子さん。私も食べさせてほしいと言ったら…驚きますか?」
「えっ…まぁそりゃぁ…しっかり者のヨルナミ先輩から言われたらびっくりしますよ!」
ヨルナミ「しっかり者に見えますか…。そう見える人が多いみたいですが私もたまには誰かに甘えたいという願望があるのですよ?」
「もしかして今少し甘えたい気分だったりしますか?」
ヨルナミ「えぇ、少し。」
「…じゃぁヨルナミ先輩、一回だけ…あ〜んってしますか??」
涼子はちょっと照れながらチョコタルトを一口分フォークに取って言う。
ヨルナミ「では一口いただきます。」
そう言うとヨルナミは涼子から一口食べさせてもらう。
ヨルナミ「…涼子さんから食べさせてもらうと更に美味しいですね。」
「………(ヤバッ!ヨルナミ先輩綺麗だからドキドキしちゃった!!)」
ヨルナミ「どうしました??」
「あっ!いや…ヨルナミ先輩って綺麗だなぁと…。」
ヨルナミ「そんなことはありませんよ。…はい、涼子さんも一口どうぞ。」
「…いただきます。………ん〜!!美味しい!!」
涼子は笑顔で食べる。
ヨルナミ「ふふっ…。笑うといつも以上に可愛いですよ?」
可愛いと言われて涼子は顔を赤くした。
ヨルナミ「おや?顔が真っ赤ですよ??」
「ヨルナミ先輩が可愛いとか言うから〜…恥ずかしいんですよ。」
ヨルナミ「(あぁ…なんて可愛いんでしょう…。)そんなに恥ずかしがらないでください。…さぁ、ケーキを食べてしまいましょう?」