第23章 学パロ 〜逆ハー?ver〜ヨルナミ
体育の授業で100m走をやっていると…
クグラ「涼子〜!!頑張れ〜!!お兄ちゃん見てるからな〜!!」
クグラは自分も授業中なのに教室の窓から涼子の体育の授業を堂々と見物していた。
「クグラお兄ちゃん…恥ずかしいなぁ…もぅ。」
コトハ「お兄さん相変わらずみたいね。」
「うん。ちゃんと授業受けないと…また補習になっちゃうのに…。」
そして放課後…
校門の前で涼子はクグラを待っていた。するとヨルナミが一人で来た。
「あれ?ヨルナミ先輩!」
ヨルナミ「涼子さん、クグラを待ってるのですか??」
「そうなんです。一人で帰っちゃダメって言うから…。」
ヨルナミ「クグラなら補習で遅くなるみたいですよ?」
「えっ…」
涼子はスマホを見る。
「クグラお兄ちゃんから補習で遅くなるから教室で待ってるようにラ◯ン来てました…。待ってるの退屈だなぁ…。」
ヨルナミ「結構時間かかりそうですよ?……もしよかったら私と一緒に帰りませんか?ヤタカは生徒会の仕事、アカチとカンナギは委員会の仕事があるので私も一人ですし。」
「えっ…でも先に帰ったらクグラお兄ちゃん怒るかも…。」
ヨルナミ「一人で帰るのがダメなんですよね?二人で帰るなら先に帰っても良いのではないでしょうか?クグラにはラ◯ンで知らせておけば大丈夫ですよ。」
「…そうですよね!お腹空いちゃったから早く何か食べたいし…ヨルナミ先輩と一緒に帰らせてもらいます!」
涼子はクグラにラ◯ンを送りヨルナミと校門を後にする。
ヨルナミ「お腹が空いてるのなら…よかったらそこのカフェでケーキでもどうですか?この前の卵焼きのお礼にご馳走しますよ?」
「えっ!いいんですか??…でもご馳走してもらっちゃってクグラお兄ちゃんに怒られないかなぁ…」
ヨルナミ「クグラには内緒にすればいいですよ。」
「…じゃぁ、お言葉に甘えちゃおうかな!」
涼子とヨルナミはカフェに向かう。
カフェにて
「ん〜…何にするか迷っちゃうなぁ…。」
ヨルナミ「どれも美味しそうですもんね。」
「チョコタルトとアップルパイ…どっちにしようか迷っちゃうなぁ!ヨルナミ先輩は何にするか決まりましたか?」
ヨルナミ「私も同じ物で迷ってます。…もしよかったら、1つずつ注文して半分こにしませんか?」