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【MARVEL】This is my selfishness

第7章 7th




『バッキーの髪の毛も意外と柔らかいよね』

今朝の起き抜けに触った茶色い髪の毛の触り心地を思い出しながら言うと、「意外とって何だ」といつもの黒い手袋をはめながら唇を突き出す。


『いつも髪の毛立ってるからつんつんしてるかな、って思ってたんだよね。けど猫っ毛っていうのかな?今はワックスで固めてる?』

「軽くな」


今のバッキーの髪は朝と違って毛束がしっかりと分かる。艶の入り方からして整髪料をつけてるかな?という見た目。けれど付ける量がちょうどいいのか、ベタっとしすぎていないし、かといってスタイル崩れも見当たらない。
『似合ってる』と褒めると少し照れくさそうにはにかんだ。




「映画、行くぞ」

『あ、うん、そうだね』


照れ隠しのように言うバッキーに同意して、2人で部屋を出る。
バッキーに見張られながら鍵をしっかりと締めた。














To be continued...
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