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【進撃の巨人】片翼のきみと

第58章 情交 ※




「お願いです、ここまでで―――――許してください………。」



ナナは下着の姿でなんとか身体を少しでも手で隠そうとしつつ、真っ赤な顔で俺に乞う。

なんとも嗜虐心を煽る顔をする。

―――――リヴァイに嬲られるわけだ。





「――――とても美しい。おいで。」





ナナに手を伸ばして膝の上に誘うと、おずおずと俺の膝に跨った。

目の前に、焦がれた女性が淫らな姿で頬を染めて俺を見下ろす。思わずその細い腰を思い切り抱きしめ、その首筋に顔を埋めた。





「――――――んっ…………!」





首筋に舌を這わせてその香りを吸い込みながら、肌を吸う。甘くて柔い。腰に回した手で背筋を上に向かって撫で上げると、その背が反ってナナはまた可愛らしく鳴いた。





「ひゃっ……ぁ…………!」





背中越しに下着の肩ひもを腕の方にずらすと、白くたわわな胸が震えてその可愛らしい薄桃色の突起が顔を出した。

触れてもいないのに固く立ち上がっていて、たまらずそこに食らいつく。





「あっ、やぁ………はっ………そこ、は………っ……!」



「可愛いな、ナナ。何もかも可愛い。声も、肌も、髪も、その潤んだ瞳も――――――この柔らかな胸も。」





そう言ってナナを見上げながら舌で転がすと、ナナの目が蕩けて潤む。

初めて見る情事に耽るその顔は今まで見て来たどのナナよりも淫靡で、女性という生き物の不思議さえ感じるほどだ。





「―――――また新しい君を見つけられて、嬉しいよ。」



「あっ、ん…………っ……はぁっ………や、きもち………っ!」





言いかけたその言葉をナナはハッとした顔で飲み込んだ。





「――――言ってくれ、気持ちいいならいいと。君がどうすれば感じるのか、知りたい。」





下着を外して両手で両胸を包み込んで揉みしだきながら、その突起を責める。

甘噛みして転がして、厭らしく舐め上げると、ナナは素直にそれを口にした。

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