第58章 情交 ※
「やっ、あっ、き、もち………いい……っ…です………!」
「―――――たまらない………ナナ………っ………!」
俺に跨って顔をのけぞらせて快感に忠実に身体をくねらせるナナはどこまでも厭らしく、余裕ぶっていた俺の劣情を一気に掻き立てた。
ナナをそのままベッドに運んで唇を塞ぎ、口内を舌で犯しながら下着をはぎ取ってナナの秘部に指を滑らせると、ビクッと身体を震わせる。
「あっ……!」
蜜口からは尻の間にとろりと垂れるほどに愛液が溢れ、上部の花芯は固く主張している。
入り口を愛液を絡めた指で往復させ、その指の間で愛液が糸を引く様子を見せつけると、顔を真っ赤にして目一杯逸らせた。
指を宛がい、蜜を十分に絡めてナナの体内に埋める。
「――――――んぅっ………!」
「――――狭いな。慣らさないと、痛いかもしれない。」
「………ん、あっ………大丈夫、です……っ……………初めてでも、ない……ですし……。」
「―――――いや、俺のはちょっと………普通よりも大きいからな。」
「え……?」
「―――――痛くないようにしたい。ちょっと気持ち悪いかもしれないが、我慢してくれ。」
断りを入れてから、もう一本指を挿入した。
「――――う、ぁっ………!や、なにっ………?!ふ、とい………っ……!」
「指2本でどこまで慣らせられるかな。ほら……ここは好きか?」
ナナの体内の上部のふくらみを、ゆっくりと押し上げるように刺激する。ナナの腰が、跳ねた。