第43章 The Gifts 4 Levi ※
「リ、リヴァイさんが言ったんじゃないですか!!その……我慢するって………!」
「あぁ――――――――」
顎先に指をあてて遠くを見て、また私に視線を向けた。
すごく嫌な予感がする。
「俺の努力を無下にした、悪い女がいてな。」
「…………。」
「むしろ滅茶苦茶にされるのが好みらしく――――――……なら、修行の意味なんてないよな?」
「いや、あのっ……それは……っ……あの場限りで……常に滅茶苦茶にされるのが好きとかじゃ………っ……!」
じりじりと詰め寄られる。
まだ日も変わってないのに、ちゃんと誕生日を祝う前に意識を失うなんて嫌だ。
「う、歌っ、歌います!」
「歌?」
「は、い………お誕生日プレゼントの一つとして。」
「歌よりもお前の喘ぎ声のほうがそそる――――――」
「この……っ……エロじじぃ!!!」
思わず叫んで身体を突き放すと、若干落ち込んだ様子でリヴァイさんはお行儀よくソファに座り直して腕を組んだ。
「――――で、なんの歌だって?」
「威圧しないでくださいよ…歌い辛いなぁ……。神の加護があるように、祈る歌です。リヴァイさんに―――――いつも神の加護がありますように。」
私は大きく息を吸い込み、ありったけの想いを乗せて歌った。その旋律は優雅で美しく、この世界も救われるのではないかと思えるほど、心に染み込む大好きな歌だ。
リヴァイさんは途中から目を閉じて聞いてくれた。