第4章 再会 ※
訓練が終わり夕食をとる。
束の間の自由時間だ。誰とつるむでもない俺は、風呂から出た後に自室に戻ろうとドアを開けた。その時、背後に気配を感じた。
「………何か用か。」
「……別にーーー、訓練の時から、イライラしてるなーって思って。」
同じ調査兵団の女が、甘ったるい声ですり寄って来る。
「あたしが、発散させてあげよっか?」
俺は女の首をつかみ、壁に押し付ける。
「……偉そうな物言いは気に入らねぇな……。乞うなら、応じてやらねぇこともねぇ。」
女の目に欲情の色が揺れる。
「………ふふふっ………やっぱり、最高……!」
「……なにが可笑しい。このまま、イかせてやろうか?」
女の首に力を込める。
「抱……い……て………っ!」
掠れた声の主に、凍てついた視線を刺す。
「懇願しろ。」
「抱………いて………ください………っ!」
俺は女を自室に押し込み、他に誰もいないのを確認すると、閉めたばかりのドアに両手をつかせ、下着もろとも衣服を剥いで下半身を露わにさせた。
「えっ……待っ……!そんな……いきなり……っ!」
「うるせぇ、黙ってろ。」
俺は固くなった自身を取り出し、女の秘部にあてがった。まだ濡れてもいないそこへ、一気に自身を埋めた。
「ああぁぁっ!!」
そのまま激しく抜き差しを繰り返す。
がたがたと揺れるドアと、女の喘ぎ声だけが聞こえる。
「あっ、…あぁんっ…あっ、ひっ……うぁっ……!」
「おい、他の奴らに聞こえるぞ。」
何の感情も持たないままひたすらに腰を打ち付け、女は立っていることもできないのか、床に倒れ込んだ。
俺は構わず背後から栗色の長い髪を掴んで責めたてると、女の背中に白濁の欲望を吐き出した。